解説・ストーリー
『ダイ・ハード2』は、レニー・ハーリン監督による1990年のアクション映画です。前作同様ジョン・マクティアナンが監督する予定でしたが、「レッドオクトーバーを追え!」の撮影中だったためレニー・ハーリン監督がメガホンを取りました。
物語は、前作の出来事から1年後を舞台に、ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンが新たな危険な状況に陥ったクリスマスを描いています。
ブルース・ウィリス演じるマクレーンは、クリスマスにダレス国際空港で妻を待っていた。 しかし、スチュアート大佐が率いるテロリストのグループが空港の通信システムを制御し、混乱を引き起こす恐れがあることに気づく。多数の命が危険にさらされている中、マクレーンは再び解決の乗り出す。
マクレーンは高度な訓練を受けた傭兵チームと戦いで、鋭い直感を頼りに彼らを出し抜いて窮地を救わなければなりません。 思いがけない味方である空港管理人のマービンも加わり、彼の機転を利かせて、マクレーンは容赦ないいたちごっこを乗り切ろうとする。
爆発的なアクションと神経をすり減らすサスペンスの中で、マクレーンは一か八かの状況で孤独なヒーローとして立ち向かわなければなりません…。
※第一作の「ダイ・ハード」はこちらです
「ダイ・ハード2」は前作のヒットから製作費も上がり、作品の成功のハードルも上がりましたが見事に期待に応えた作品となりました。ウィリアム・サドラー、ボニー・ベデリア、デニス・フランツなどの才能あるアンサンブルキャストが出演し、ハーリンの演出はテンポの速い爽快なアクションを仕立て、観客を最後までハラハラさせます。
観客レビュー
「ダイ・ハード2」は、ブルース・ウィリス主演で、またしてもスリリングなクリスマスをお届けします。 アクションは相変わらず激しく、セリフは印象に残り、サスペンスはハラハラさせられます。 前作の価値を落とさない続編です。
一作目ほどの驚きはありませんでしたが、「ダイ・ハード2」は今回も豊富なアクションとエンターテイメントを提供してくれました。空港の設定が新たなアクションを加えています。前作を見た方なら是非続編もご覧ください。
「ダイ・ハード2」は前作に引き続き目まぐるしいアクション映画です。 ブルース・ウィリスはこの役にカリスマ性をもたらしていますね。ストーリーは魅力的でアクションシーンはアドレナリンを刺激します。ダイ・ハードシリーズは間違いないと確信した一本です。
スタッフ・キャスト
監督:レニー・ハーリン
脚本:スティーヴン・E・デ・スーザ、ダグ・リチャードソン
原作:ウォルター・ウェイガー(小説『ケネディ空港着陸不能/58Minutes』)
製作:ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルバー、チャールズ・ゴードン
製作総指揮:マイケル・レヴィ、ロイド・レビン
音楽:マイケル・ケイメン
撮影:オリバー・ウッド
編集:スチュアート・ベアード
美術:ジョン・バロン
特殊効果:リチャード・E・ホランダー
キャスト:
ジョン・マクレーン:ブルース・ウィリス
ホリー・マクレーン:ボニー・ベデリア
スチュアート大佐:ウィリアム・サドラー
アル・パウエル警部補:レジナルド・ベルジョンソン
ラモン・エスペランサ:フランコ・ネロ
リチャード・ソーンバーグ:ウィリアム・アサートン
グラント隊長:ジョン・エイモス
テルフォード兵:パット・オニール
カーマイン・ロレンツォ署長:デニス・フランツ
レスリー・バーンズ:アート・エヴァンス
サマンサ・コールマン:シーラ・マッカーシー
トルドー:フレッド・ダルトン・トンプソン
マービン:トム・バウワー
映画評論家・メディア評
受賞歴
第14回日本アカデミー賞(1991)
外国作品賞:(ノミネート)
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