ダーティハリー(Dirty Harry 1971 アメリカ)

1970年代
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解説・ストーリー

「ダーティハリー」は、ドン・シーゲル監督による1971年のアクション・サスペンス映画です。 サンフランシスコを舞台にしたこの映画は、型破りで冷酷な刑事ハリー・キャラハンがスコーピオとして知られる危険な連続殺人犯と対決する姿を描いています。

ハリーは犯罪者に対して妥協のないアプローチで知られている。スコーピオが残忍な殺人事件で街を恐怖に陥れ、次なる犯罪を止めるために身代金を要求する。市警察は彼を包囲網にかけようとするが逃げられてしまう。逮捕を逃れたスコーピオは予告通り殺人を実行する。

さらに誘拐事件を起こし警察を挑発し続け、ついにスコーピオ要求の身代金を渡すことを決断する。身代金の受け渡しに指名されたのがハリーだ。ハリーは犯人と一か八かの駆け引きを繰り広げる。一度は逮捕したハリーだが、逮捕と自白の手段が法に触れると判断され、スコーピオは釈放されてしまう。そして、次にスクールバスジャック事件が起きる…。

クリント・イーストウッドはハリー・キャラハンを見事に演じ、このキャラクターのタフでザラザラした態度を強烈な個性として根付かせた。象徴的なセリフ「Do I Feel Lucky? Well, Do ya, punk?(ラッキーだと思うか?役立たずならどうする?)」なども記憶に残ります。

※続編の「ダーティーハリー2」はこちらです
※シリーズ第3作「ダーティーハリー3」はこちらです

「ダーティハリー」は、観客をハラハラさせ続けるハイテンポのアクション作品です。ダークなストーリーや個性的なキャラクター、派手な銃撃戦や世界中で有名になった44マグナムなど、あまりにたくさんの要素を含んだ名作です。この映画の衝撃により本作はこのジャンルの決定的名作となり、クリント・イーストウッドのキャリアにおける重要なマイルストーンとなった。

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観客レビュー

★★★★☆
「ダーティハリー」は、アクション映画の名作シリーズで、この作品は記念すべきデビュー作といえます。イーストウッドによるタフな刑事と巧妙な殺人犯との激しいアクションは、ファンにとって現在も必見の名作といえるでしょう!
★★★★★
この映画はスリリングな傑作です!イーストウッドの情熱的な演技とシーゲルの演出が、ダークな雰囲気のあるアクション映画を生み出しました!心に残る名言や44マグナム、激しいアクションなど見どころがたくさん詰まった傑作です。
 ★★★★☆
「ダーティハリー」は、感情移入する犯罪サスペンス映画です。破天荒なハリー・キャラハンを演じるイーストウッドと、緊張感に満ちた展開は最初から最後まで夢中にさせてくれます。アクションファンにとっては見逃したくない名作です。

スタッフ・キャスト

監督:ドン・シーゲル
脚本:ハリー・ジュリアン・フィンク、リタ・M・フィンク、ディーン・リースナー
原案:ハリー・ジュリアン・フィンク、リタ・M・フィンク
製作:ドン・シーゲル
製作総指揮:ロバート・デイリー
編集:カール・パインジター
撮影:ブルース・サーティーズ
音楽:ラロ・シフリン

キャスト:

ハリー・キャラハン刑事:クリント・イーストウッド
アル・ブレスラー警部補:ハリー・ガーディノ
チコ・ゴンザレス警部:レニ・サントーニ
市長:ジョン・バーノン
スコルピオ:アンドリュー・ロビンソン
マッケイ警察署長:ジョン・ラーチ
ジョン・ミッチャム警部:フランク・ディジョルジオ
ラッセル夫人:メイ・マーサー
市長秘書ノーマ:リン・エジントン
バス運転手:ルース・コバート
ミスター・ジャッフェ:ウッドロウ・パーフリー
地方検事ロスコ:ヨーゼフ・ゾマー

映画評論家・メディア評

「ダーティハリー」は、イーストウッドをダーティーヒーローとして象徴的な地位に押し上げました。主人公の生々しい人間臭さがあるアクション映画です。共に無名だったシーゲルとイーストウッドのコンビは、このジャンルを代表する存在にしました。
「ダーティハリー」は、アクションジャンルにおける道徳の限界を押し広げた、物議を醸した映画です。 イーストウッドが演じる直線的な感情で不屈の刑事は魅力的で、 その後のアクション映画への影響も計り知れない。
「ダーティハリー」は、今日に至るまで影響を与え続ける、スタイリッシュな犯罪アクション映画です。 シーゲルの監督とイーストウッドは、ダーティーヒーロー作品の中で傑出した存在となった出世作品です。

コメント

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