解説・ストーリー
第二次世界大戦の痛ましい事件、真珠湾攻撃を当時最先端のCG技術で描いた作品。製作には「アルマゲドン」「ザ・ロック」で人気作品を生み出してきた、ジェリー・ブラッカイマーとマイケル・ベイが務めた。評価を高めたマイケル・ベイは後に、同じく戦争実話作品として「アルゴ」の監督も務める。
「パールハーバー」は第二次世界大戦の発端となった事件を背景にした壮大な作品です。この映画は1941年12月7日(日本時間12月8日)の日本軍による真珠湾攻撃によって人生が永遠に変わってしまった3人、レイフ・マッコーリー、ダニー・ウォーカー、エブリン・ジョンソンの人生を描いています。
レイフとダニーは親友であり、アメリカ陸軍航空隊の優れた戦闘機パイロットです。レイフは思いやりのある看護師エブリンに恋をします。レイフは中立国の志願兵で構成された「イーグル」に入隊を志願し、ヨーロッパで戦うが、彼の飛行機は撃墜され死亡したものとみなされる。
その知らせに打ちのめされたエブリンは、ダニーとの交わりに慰めを見出し二人の絆は深まっていく。しかし、レイフはエブリンへの想いを胸に事故から奇跡的に戻ってくる。エブリンとダニーの関係にレイフは愕然とする。
そんな中、日本軍による真珠湾攻撃が展開される。日本軍の奇襲攻撃によりアメリカ太平洋艦隊は壊滅状態となり戦争に突入し、レイフ、ダニー、エブリンも戦禍に巻き込まれる。レイフとダニーは紛争の中心に放り込まれ、ドーリットル空襲やミッドウェー海戦などの重要な戦いに参加することになる。
一方、看護師としてのエヴリンは戦争の悲惨な結果を直接目の当たりにし、負傷者の治療に奔走する。彼女はレイフとダニーの両方に対する感情と闘いながら、自分の義務に身を捧げる…。
「パールハーバー」は、重要な歴史的出来事を背景にした物語です。登場人物たちが過酷な戦争と、絡み合う人間関係の中でそれぞれの道を進んでいきます。圧倒的なビジュアルと胸が張り裂けるような恋愛ストーリーを備えたこの映画は、真珠湾攻撃の英雄たちに敬意を表し、歴史上最も暗い時代を描き出す。
観客レビュー
「パールハーバーは、歴史的出来事の規模と兵士の感情を捉えています。ビジュアルは素晴らしく、パフォーマンスは強力です。運命の日の英雄たちに心からの敬意を表します。」
「パールハーバーはスリリングな映画で、これが実話だということが重みがありました。アクションは息を呑み、ストーリーは胸が張り裂けそうなほど感動的なものです。戦争映画ファン以外でも日本人なら必見の作品でしょう。」
「パールハーバーは、ロマンスと戦争の史実映画。戦争に対する勇気と犠牲の描写は感動的です。心に響く感動があります。戦争の悲惨さを知るのにお勧め映画です。」
スタッフ・キャスト
監督:マイケル・ベイ
脚本:ランダル・ウォレス
製作:ジェリー・ブラッカイマー、マイケル・ベイ
製作総指揮:マイク・ステンソン、バリー・ウォルドマン、ランダル・ウォレス
チャド・オーマン、ブルース・ヘンドリックス
撮影:ジョン・シュワルツマン
編集:クリス・レベンゾン、スティーブン・ローゼンブラム、マーク・ゴールドブラット
音楽:ハンス・ジマー
キャスト:
レイフ・マッコーリー:ベン・アフレック
ダニー・ウォーカー:ジョシュ・ハートネット
エヴリン・ジョンソン:ケイト・ベッキンセール
ドリス・ミラー:キューバ・グッディング・ジュニア
ダニー・ロス:トム・サイズモア
ジェームズ・ドゥーリトル:アレック・ボールドウィン
ハズバンド・キンメル:コルム・フィオール
山本五十六:マコ岩松
サンドラ中尉:ジェニファー・ガーナー
ビリー:ウィリアム・リー・スコット
レッド・ウィンクル:ユエン・ブレムナー
ベティ:ジェイミー・キング
グーズ:マイケル・シャノン
マーサ:サラ・ルー
フランクリン・ルーズベルト大統領:ジョン・ボイト
映画評論家・メディア評
受賞歴
第74回アカデミー賞(2002)
音響編集賞
視覚効果賞:(ノミネート)
音響賞:(ノミネート)
主題歌賞:(ノミネート)
第59回ゴールデングローブ賞(2002)
最優秀作曲賞:ハンス・ジマー(ノミネート)
最優秀主題歌賞:(ノミネート)
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