ダーティハリー3(The Enforcer 1976 アメリカ)

1970年代
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解説・ストーリー

1976年に公開されたアクション満載の犯罪アクション「ダーティハリー3」は、「ダーティハリー」として有名なハリー・キャラハン警部が、これまでで最も危険な敵と対峙するためにサンフランシスコの路上に戻ってきます。シリーズ全5作中の第3作です。

※シリーズ第1作「ダーティハリー」はこちらです
※シリーズ第2作「ダーティハリー2」はこちらです

街は「人民革命攻撃軍」(PRSF)として知られる冷酷なテロ組織によって、暴力の波に直面しておりキャラハンはそれらを鎮圧していく。ボビー・マックスウェルという狡猾でサディスティックなリーダーが率いる「人民革命攻撃軍」は、兵器工場から武器類を盗み100万ドルを要求する。

この事件の追跡にあたっていたキャラハンの相棒、フランク・ディジョルジオ刑事が追跡中に刺されて殉職してしまう。人事課に移されていたキャラハンは、相棒の最後の言葉を手がかりに独自に捜査を進める。

「人民革命攻撃軍」は、次に市長を誘拐し大混乱を引き起こすと脅して、多額の身代金を要求してくる。キャラハンは上司のマッケィから新しい相棒として、ケイト・ムーア女性警部をつけられる。キャラハンは最初はムーアの能力に懐疑的だったが、徐々に彼女の可能性を認め信頼し始める。

映画がクライマックスに向けて加速する中、キャラハンとムーアは「人民革命攻撃軍」との死闘を繰り広げ、舞台は脱獄不可能な刑務所として名高いアルカトラズ島へと続いていく…。

「ダーティハリー3」では、ダーティハリーシリーズのトレードマークとなった激しいアクションが今回も展開されます。シリーズのアイコンともなっている44マグナム・リボルバーで武装したキャラハンは、今回も爆発的な感情とアクションを披露してくれます。

U-NEXT

観客レビュー

⭐⭐⭐⭐
「『ダーティハリー3』は最初から最後まで飽きさせないスリリングな映画でした。クリント・イーストウッドが演じたダーティハリーは、やはり魅力的です。アクションはハラハラさせてくれて、クライマックスは今回も驚かされました。」
⭐⭐⭐
「前作『ダーティハリー』ほど強力ではないものの、『ダーティハリー3』は依然として堅実なエンターテイメントを提供してくれた。シリーズ通して雰囲気を保っているし、クライマックスは期待通り緊張感を高めてくれた。」
⭐⭐⭐
「『ダーティハリー3』のストーリーは、少しマンネリで予測しやすいと思いました。物語に深みがなく、会話は時々陳腐に感じられる場面も。しかし、イーストウッドの演技は今回も魅力的で、アクションシーンは満足のいくものでした。」

スタッフ・キャスト

監督:ジェームズ・ファーゴ
脚本:スターリング・シリファント、ディーン・ライズナー
原案:ゲイル・モーガン・ヒックマン、S・W・シュアー
製作:ロバート・デイリー
音楽:ジェリー・フィールディング
撮影:チャールズ・W・ショート
編集:ジョエル・コックス、フェリス・ウェブスター
美術:アレン・E・スミス

キャスト:

ハリー・キャラハン刑事:クリント・イーストウッド
ケイト・ムーア刑事:タイン・デイリー
アル・ブレスラー警部補:ハリー・ガーディノ
ジェローム・マッケイ警部:ブラッドフォード・ディルマン
フランク・ディジョルジオ刑事:ジョン・ミッチャム
ボビー・マックスウェル:デヴェレン・ブックウォルター
市長:ジョン・クロフォード
ワンダ:サマンサ・ドアン
ブチンスキー:ロバート・F・ホイ
ミキ:ジョセリン・ジョーンズ
マーティン:ニック・ペレグリーノ
ビッグ・エド・ムスタファ:アルバート・ポップウェル
メンデス:ルディ・ラモス
ドブス中尉:ビル・アクリッジ

映画評論家・メディア評

「クリント・イーストウッドが『ダーティハリー3』にダーティハリー役で復帰することは、やはりその魅力的なアクションと感情表現が主人公にマッチしている。シリーズの雰囲気を踏襲した作品だ。」
「『ダーティハリー3』は、スリルとイーストウッドのアクションが光る。前作ほど作品として革新的ではないかもしれないが、ダーティハリーらしい作品に仕上がっていて、シリーズのファンからすると今回も満足の出来栄えです。」
「イーストウッド監督の『ダーティハリー』が、ジェームズ・ファーゴ監督作品として帰ってきたシリーズ第3作。本作もアクション映画として確立されたダーティーハリーらしく、アクション満載。最後のバズーカまで最高潮にヒートアップしていく。ダーティハリーシリーズらしい作品です。」

コメント

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