解説・ストーリー
ジェームズ・キャメロンが、監督・脚本・製作・編集を手掛けた「タイタニック」は、アカデミー賞最多11部門受賞、興行収入史上1位を記録した大作であり映画史上残る名作。（アカデミー賞11部門受賞は「ベン・ハー」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と並ぶ、興行収入は同監督による「アバター」に後に抜かれた）
処女航海中に、最も有名な海難事故に遭ったタイタニック号を、ジェームズ・キャメロン監督の演出で描いた壮大なロマンチック・ドラマ作品です。物語は、ローズ・デウィット・ブカターとジャック・ドーソンという二人の若者が、大きな希望を胸に旅に出るところから始まります。
若い社交界の人気者であるローズは、裕福な求婚者カル・ホックリーとの愛のない婚約をしています。しかし、タイタニック号の三等乗車券を勝ち取った自由奔放なアーティスト、ジャックとの出会いにより、彼女の人生は予期せぬ方向へ転がっていく。身分の違いにもかかわらず、ローズとジャックの愛情はどんどん深まっていきます。
壮大な船の豪華さの中で彼らのロマンスが花開く中、タイタニック号は氷山に衝突し、壊滅的な出来事の連鎖が始まります。不沈船と呼ばれた豪華客船が衝突するコースを進む中、ローズとジャックは生き残るために想像を絶する困難に直面しながら混乱を乗り越えていく。
船が沈み始めると、乗客と乗組員は絶望的な状況に直面します。この悲劇を背景に、最後まで仕事に身を捧げる者、欲深い者から絶望に祈りを捧げる者。そんな中、ローズとジャックは義務と生存、そして互いへの揺るぎない愛情の間で板挟みになり、あまりに悲劇的なラストを迎える…。
ジャック役のレオナルド・ディカプリオ、ローズ役のケイト・ウィンスレットを含む豪華なキャストを迎えたこの映画は、圧倒的な逆境に直面した時の人間の精神と愛の力を示してくれて、世界中の観客を感動の渦に導きました。
この映画の魅力は、タイタニック号の悲劇を捉えるだけでなく、当時の階級や社会的制約を背景とした人生の儚さと恋愛を壮大なビジュアルで描き切ったことでしょう。「タイタニック」は傑作映画として、船で繰り広げられる忘れられない愛と喪失の物語。世界中で感動を呼び観客は魅了され、永遠に語り継がれる名作となりました。
映画評論家・メディアレビュー
映画観客レビュー
「『タイタニック』は感動的で壮大な映画です。美しい映像と心揺さぶるストーリーに、キャストの演技も素晴らしい。永遠に心に残る名作！」
「『タイタニック』は観る価値あり！壮大な舞台と恋愛の物語が見事に融合しており、ディカプリオとウィンスレットの演技は感動的。時を超えた不朽の名作！」
「『タイタニック』は圧倒的な映像美と感動的な物語が素晴らしい。キャメロン監督の手腕とディカプリオ、ウィンスレットの演技に感動！忘れられない一作！」
スタッフ・キャスト
監督：ジェームズ・キャメロン
脚本：ジェームズ・キャメロン
製作：ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
製作総指揮：レイ・サンキーニ
撮影：ラッセル・カーペンター
編集：ジェームズ・キャメロン、コンラッド・バフ、リチャード・A・ハリス
美術：ピーター・ラモント
衣装：デボラ・L・スコット
音楽：ジェームズ・ホーナー
キャスト：
ジャック・ドーソン：レオナルド・ディカプリオ
ローズ・デウィット・ブカター：ケイト・ウィンスレット
カル・ホックリー：ビリー・ゼイン
モリー・ブラウン：キャシー・ベイツ
ルース・デウィット・ブカター：フランシス・フィッシャー
オールド・ローズ：グロリア・スチュアート
ブロック・ラヴェット：ビル・パクストン
エドワード・スミス：バーナード・ヒル
スパイサー・ラブジョイ：デビッド・ワーナー
受賞歴
第70回アカデミー賞（1998）
作品賞
監督賞：ジェームズ・キャメロン
撮影賞：ラッセル・カーペンター
編集賞：コンラッド・バフ/ジェームズ・キャメロン/リチャード・A・ハリス
作曲賞（ドラマ）：ジェームズ・ホーナー
衣装デザイン賞：デボラ・L・スコット
美術賞
視覚効果賞
音響賞
音響効果編集賞
主題歌賞
主演女優賞：ケイト・ウィンスレット（ノミネート）
助演女優賞：グロリア・スチュアート（ノミネート）
メイクアップ賞（ノミネート）
第55回ゴールデングローブ賞（1998）
最優秀作品賞（ドラマ）
最優秀監督賞：ジェームズ・キャメロン
最優秀作曲賞：ジェームズ・ホーナー
最優秀主題歌賞
最優秀主演男優賞（ドラマ）：レオナルド・ディカプリオ（ノミネート）
最優秀主演女優賞（ドラマ）：ケイト・ウィンスレット（ノミネート）
最優秀助演女優賞：グロリア・スチュアート（ノミネート）
最優秀脚本賞：ジェームズ・キャメロン（ノミネート）
第21回日本アカデミー賞（1998）
外国作品賞
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