トッツィー(Tootsie 1982 アメリカ)

1980年代
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解説・ストーリー

80年代を代表するコメディ映画「トッツィー」は1982年に公開され絶賛された作品です。アカデミー賞では10部門でノミネートされました。ダスティン・ホフマンばかり注目されますが、ジェシカ・ラングとテリー・ガーの女優陣の評価が高いのが名作コメディであり続ける理由でしょう。

この映画は、才能はあるが気まぐれな俳優、マイケル・ドーシーを中心に展開した物語。マイケルはその性格的問題から、ニューヨークで仕事を見つけるのに苦労しています。そんな中、教え子のサンディ・レスターが人気メロドラマ「サウスウェスト・ジェネラル」のオーディションを受けるが落選。マイケルはサンディがオーディションに落ちたことにどうしても納得ができない。

マイケルは、ドロシー・マイケルズという女性に変装し、その役のオーディションを受ける。すると、驚いたことに彼はその役を射止め、一夜にしてセンセーションを巻き起こした。マイケルはそのギャラから劇団の存続費用やギャラを支払うことができ、サンディとは一晩を過ごしてしまう。

マイケルが本当の自分と、ドロシーという女性を演じる状況を維持することは次第に困難になってくる。彼が共演者のジュリー・ニコルズに恋をするが、ジュリーは彼が女性であると信じており、さまざまな相談を持ちかけるようになっていく…。

コミカルな笑いが満載の「トッツィー」は、批評家にも高く評価され、愛され続けるコメディの名作となりました。大どんでん返しや意表をつく展開はないかもしれませんが、いつ見ても楽しめる作品です。

U-NEXT

観客レビュー

⭐⭐⭐⭐⭐
「トッツィー」はコメディの名作ですね!ダスティン・ホフマンは男女に分かれて見事に演じきってます。ユーモアは人を幸せにしてくれますね!たまには肩の力を抜いてこうした作品も必要です。
⭐⭐⭐⭐
この映画は笑いを届けながら、鑑賞後もいい気分でいられます!何か悩みなどある人は、とにかく見たらスッキリさせてくれるような作品ですよ!
⭐⭐⭐⭐⭐
「トッツィー」は何も考えずに笑わせてくれる80年代コメディ。ストーリーよりも、当時のキャストが映画全体のテンポを生んでいます。ただただシンプルに笑わせてくれて楽しかった!

スタッフ・キャスト

監督:シドニー・ポラック
脚本:ラリー・ゲルバート、マレー・シスガル、ドン・マクガイア
原案:ラリー・ゲルバート、ドン・マクガイア(ストーリー)
製作:シドニー・ポラック、ディック・リチャーズ、チャールズ・エヴァンス
製作総指揮:チャールズ・エバンス
撮影:オーウェン・ロイズマン
音楽:デイブ・グルーシン
編集:フレドリック・スタインカンプ、ウイリアム・スタインカンプ

キャスト:

マイケル・ドーシー/ドロシー・マイケルズ:ダスティン・ホフマン
ジュリー・ニコルズ:ジェシカ・ラング
サンディ・レスター:テリー・ガー
ロン・カーライル:ダブニー・コールマン
レス・ニコル:チャールズ・ダーニング
ジェフ・スレーター:ビル・マーレイ
ジョン・ヴァン・ホーン:ジョージ・ゲインズ
ジョージ・フィールズ:シドニー・ポラック
エイプリル・ペイジ:ジーナ・デイヴィス
リタ・マーシャル:ドリス・ベラック
ジャッキー:エレン・フォーリー

映画評論家・メディア評

「トッツィー」は、ホフマンのコメディスキルを十分に披露しています。80年代を代表するコメディ映画として世界中で大ヒットしました。キャスト陣の奮闘がこの作品成功の最大の理由でしょう。
「トッツィー」は、素晴らしいキャストとシュールな脚本によるコメディ映画です。ユーモアと知性を持ってドタバタ劇を繰り広げます。今見ると80年代の雰囲気も十分に味わえる作品です。
「トッツィー」は、公開依頼今までずっとコメディの傑作であり続けています。ホフマンの二重の演技はコミカルでテンポがよく陽気な作品です。現在はあまり見かけなくなった作風は、コメディ映画のクラシックになってきているかもしれません。

受賞歴

第55回アカデミー賞(1983)
助演女優賞:ジェシカ・ラング
作品賞:(ノミネート)
監督賞:シドニー・ポラック(ノミネート)
主演男優賞:ダスティン・ホフマン(ノミネート)
助演女優賞:テリー・ガー(ノミネート)
脚本賞:ラリー・ゲルバート、マレー・シスガル、ドン・マクガイア(ノミネート)
撮影賞:オーウェン・ロイズマン(ノミネート)
編集賞:(ノミネート)
音響賞:(ノミネート)
主題歌賞:(ノミネート)

第40回ゴールデングローブ賞(1983)
最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル):ダスティン・ホフマン
最優秀助演女優賞(コメディ/ミュージカル):ジェシカ・ラング
最優秀監督賞:シドニー・ポラック(ノミネート)
最優秀脚本賞:ラリー・ゲルバート(ノミネート)

コメント

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